WordPressのテーマ変更とSSL化

長らく放置していた本ブログ。
改めて更新を進めていこうと考え、管理画面に入ったところ、色々変わっていて不便だったので、この際に手直しから進めることにしました。

それで、せっかくなのでどこかに記録を残してこうと思い、このエントリーにまとめることにしました。なので、実際のテクニック的な話ではなく、変更に関しての重要度などをまとめた記事になります

目次

サイトテーマの変更

これまでColdboxというテーマを使用してきましたが、今回からCocoonというテーマに変更しました。理由は「エディタが変更になったこと」「PHPの解読が面倒に感じたこと」の2点。

クラシックエディターとブロックエディター

本ブログはWordpressにて構築されていますが、2018年12月のWordpressのバージョン更新に伴い、記事を書くエディタ画面が大きく変更になりました。

この変更はただの見た目の変更ではなく、仕様の変更と言っても良いレベルです。実際、この変更がなされたために拡張機能である「プラグイン」がいくつも機能しなくなりました。Wordpressのメリットに「プラグインを使って、自分好みに編集を便利にする」と考えている私にとって、この変更はかなりの痛手になりました。

一応、Wordpress公式でクラシックエディターを再現するプラグインも配布されましたが、「ゆくゆくはブロックエディタに統一される」「ブロックエディタで記述した文章がクラシックエディタで機能しない(逆もしかり)」という問題点が多く、ならばこれを気にしないでも良い機能を内包しているテーマはないかというのがキッカケです。

PHPの解読が面倒に感じた

WordPressは「ブログを改めてやりたい」と思ったことが動機で始めていますが、同時に「やるならPHPやCSSも勉強したい」と考えてもいました。

しかし、「二兎を追う者、一兎も得ず」とはよく言ったもので、WordPressのカスタマイズを進めれば進めるほど手を入れたい部分が浮き彫りになってきてしまい、それを修正するために試行錯誤を行うという、いつまで経っても記事書きに着手が出来ないという事態に陥っていました。

「正直、これではいつまで経っても記事が書けない!」と思い、管理画面で好みの設定に簡単に切り替えられるものを探しました

条件を満たしたテーマ「Cocoon」

そこで見つけたテーマが「Cocoon」テーマの特徴に「ブログの主役はあくまで本文」と書いてあることも私が探していたテーマ性と一致しています。

Cocoonの優れたところは色々ありますが、現時点で特に恩恵を受けている部分が「管理画面上でブログの目立つ部分のカスタマイズが可能であること」「マニュアルがしっかり製作者が作成していること」の2点です。

特に後者は非常に良く、自分で検索する時間や脳内のリソースを節約できることはとてもありがたいことです。このあたりのことは、ゆくゆく1エントリーにまとめたいと考えていますが、Wordpressをやっている人は試しに使ってみる価値はありますので、同様の悩みでお困りの方は一度サイトをご覧になることをオススメします。

https://wp-cocoon.com/

SSL化

SSLは簡単に言ってしまえば「閲覧しているサイトの安全性はある程度保証できますよ」というものです。URLの始まりが「http」なのか、「https」なのかで見分けることが出来ます(httpsがSSL)

より詳細に言えば「暗号化通信が出来ており、他者が通信のやり取りを盗み見れないようになっている」「このサイトは本物であり、フィッシングサイトのような偽物サイトではない」「公開されている情報は何者かによって改ざんされているものではない」という機能です。

2018年から各ブラウザが本気で広めようとしている

かつてSSLは通販会社のような、クレジットカードの情報など漏洩すると危険度の高い情報をやり取りする場合に限定された利用がなされていました。Amazonなどが国内に広がり始めた頃ですかね、Webでの通販がごく限られた人の物だった時代です。あな懐かしや…

それが今日では、誰もがスマホでやり取りをし、気軽に通販サイトまで立ち上げることができる世の中になりました。このこととイコールで言えることは「誰もが漏洩や改ざんの危険にさらされる可能性が増した」ということになります。

以前私が見た中では、さながらYahooの画面なのに裏では悪意のあるソフト・ウィルスが仕掛けられていたというものがありました。パッと見、本物と遜色がないサイトだっただけに騙された人もいただろうと推察します。

こうした事態を回避するために、SSLを始めとする安全性の保証は徐々に広がっていったものになります。高価で煩雑な手続きを経て、大手を中心にSSL対応という信頼性・お墨付きを得るようになっていきました。

SSLが簡単に取得できるようになった

前述で 「誰もが漏洩や改ざんの危険度が増した」 と書きましたが、小さなサイトを見る場合でも同様です。

個人のハンドメイド通販での氏名・住所、ログインするための個人情報、ブログ書き込みの際のメールアドレス等など、個人を特定する情報が増え、またそれを気軽に書き込む時代になりました。あるいは、書き込まなければ何も出来ない世の中になったとも言えます。

このため、中間で何者かに情報が収集されないようにSSLはますます必要になっているわけです。となれば、簡単に設定できると良いですよね。

で、調べたら簡単に登録ができるようになっていました。便利すぎるぞ、この世の中!

具体的には「レンタルサーバーでSSLの申請をする」「WordpressでSSLのアドレスを入力」「画像のURLをhttpsに移動」「httpでアクセスした人を自動でhttpsに飛ばす」という流れです。この途中でもCocoonは力を発揮してくれました。素敵!

これまでは重視されていなかったSSL対応ですが、そんなご時世なので、Google Chromeなど各ブラウザではSSL対応かどうかをきちんと分けて表示するようになりました。それが2018年です。

色んな事が徐々に垣根が低くなってきた

今回、ブロックエディタSSLという2018年の変化に合わせて変更を行った形になります。

これらに対応させている最中に感じたことは「時が経つに連れて物事は簡単になってきている」ということです。

ブロックエディタへの変化はここ一番の頭の抱えどころではありましたが、それに対して「よりみんなが簡単にできないか」と考えて努力してくださっている方がいる、というのはとてもありがたいことです。また、そうした方々は時間を追うごとに増えていき、より磨かれていくということが最後まで心折れずに適応できた要因だったと思います。

SSLもそうですね。まさかサーバーで数クリックするだけで「SSLの受入準備可能」となるとは予想だにしていませんでした。そして、そこから先の情報も多くの方が公開してくださっていたので、多少迷いはしたものの、現在では問題なく機能しています。

『昔はこうだったから面倒くさいなぁ』という考えや変に知識があると、こうした行動を邪魔してしまいますね。時代の進歩を痛感しました。

これを機にまたブログを再開したいと思いますが、Cocoonに変更した際に見づらくなってしまった部分も並行して直していくことにしましょう。

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